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【終身雇用やめるってよ】フリーランスの立場から終身雇用の終了宣言を考える

写真:切り捨てのイメージ

会社員時代には、6回転職したTake4です。

トヨタの社長が「終身雇用を守るのは難しい」と発言したことが話題になっています。

ネット上での反応も様々ですが、会社員として働く人にとっては、他人事ではないと感じた人も多いのではないでしょうか?

ちなみに、自分は、会社員時代もずっと同じ会社で働き続けたことがないので、終身雇用の恩恵は正直感じたことがありません…。

トヨタという日本トップクラスの企業が、事実上の終身雇用の終了宣言をしたことで、今後は個人で稼ぐスキルか、多くの会社で重宝される汎用的なスキルが必要になってくるはずです。

そして、フリーランスではなく、会社員であっても、自主的に新しいスキルを身につけたり、今持っているスキルを磨いてアップデートしたりする努力も必須になると思います。

そもそも終身雇用とは?

終身雇用(しゅうしんこよう)は、同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E8%BA%AB%E9%9B%87%E7%94%A8

Wikiにもしっかり「日本の正社員雇用においての慣行」と書かれていますね。

しかし、実際には、早期退職者募集という名の大規模なリストラが、大手企業でも実施されているように、日本でも既に終身雇用という制度は破綻しつつあります。

終身雇用がなくなるとどうなるか?

写真:切り捨てのイメージ

終身雇用がなくなると、どのような事態が考えられるでしょうか?

  • たとえ正社員であっても、会社が必要ないと判断すれば、自由に解雇できるようになる。
  • 会社が一生面倒をみてくれなくなるので、個人事業や副業を始める人が増える。
  • 会社が採用した人の面倒を一生みる必要がないので、新卒採用のあり方自体が変わってくる。
  • 働く人もスキルに応じて、より好条件の会社を選ぶようになるので、転職するのが当たり前になり、転職市場が活発化。
  • スキルの高い人は、どの会社からも引く手あまたで稼ぎやすくなる一方、スキルの低い人は、就職自体も厳しく、まったく稼げないという二極化。
  • 終身雇用を前提とした住宅や車などの長期ローンの仕組みの見直し。

ざっと挙げてみると、上記の通りです。

会社だけに依存していると、万が一職を失った場合に、あっという間に無収入になるので、別の収入源は必須ですね。

そこで、個人で稼ぐスキルか、多くの会社から重宝される汎用的なスキルを持っているかが重要になってきます。

何をもってスキルとするか?

写真:スキルをお金にするイメージ

たとえば、自分のメインスキルは、Webサイト制作ができることで、サブスキルとしては、ライティング、写真撮影、転職のアドバイスができるなどです。

「自分には何もスキルがない…」と思っている人も、一度得意なことを棚卸ししてみるとよいと思います。

現時点で、スペシャリストと呼べるほどの力はなくても、あなたが他の人よりちょっと得意というスキルは、実は重宝されるスキルになる可能性を秘めています

自分も5回転職した経験があるからこそ、書類の書き方や面接でのコツは、アドバイスできます。

フリーランス的思考でスキルをアップデート

写真:スキルアップ

スキルを持つべきという考えは、自分のようにフリーランスという立場で仕事をしている人にとっては、割と自然な考え方です。

当たり前ですが、フリーランスは、常に終身雇用がない状況で生きています。

対価を支払う必要を感じてもらえなければ、次の依頼は切られるシビアな世界です。

そのため、収入源を1つだけに依存せずに、複数確保したり、必要とされるスキルは常にアップデートしたりして、様々な状況に対応できるようにしなければいけません。

つまり、常に挑戦し続ける姿勢が必要です。

今後はフリーランスだけではなく、会社員として働く人も、新たなスキルを身につけるか、今持っているスキルをアップデートしていくことが必須になるでしょう。

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