会社員時代は転職を6回経験したTake4です。
新年度が始まって、新社会人になった人、今までいた職場から異動になった人、転職して新たな職場に入社した人も多いと思います。
しかし、五月病という言葉があるように、新しい職場環境になかなかなじめない人も。
そこで、新しい職場に早く慣れるために、会社員時代に自分が心がけたことをまとめました。
なじめない原因にもよりますが、この3つを実践することで、自分は遅くても1週間程度で新しい職場に慣れました。
また、どうしても新しい職場になじめない場合の最後の切り札も紹介します。
わからないことは何でも積極的に聞こう
新しい職場に慣れない原因の1つは、その職場のルールがわからないことです。
どの職場にも、その職場ならではのルールが必ず存在しています。
でも、あなたはその職場に入ったばかりですから、ルールを知らないのは当たり前です。
だから、誰も知らないことを責めはしません。
もし、責められるとしたら、あなたがルールを知らないことではなく、あなたが知ろうとしないことに対してです。
したがって、仕事に関することはもちろん、ごみを捨てる場所、昼食を食べる場所、休憩時間、トイレの場所など、気になったことは何でも積極的に職場の先輩に質問しましょう。
まさに、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です!
気軽に話しかけられる人を1人見つけよう
新しい職場では、初めて出会う人ばかりなので、そこも慣れない原因です。
でも、誰か1人でも気軽に話せる人がいると、あなたの気持ちが楽になるし、仕事の合間や休憩時間のリフレッシュになります。
気軽に話せる人は、もちろん1人だけではなく、複数人いても構いません。その方が、あなたもより新しい環境になじみやすくなるはずです。
ただし、ここで重要なのは、職場の全員と仲良くする必要はないということ。
会社の規模や社員数にもよりますが、全員と仲良くしようとしても、必ずあなたと合わない人は、数人いると思います。
合わない人と無理に仲良くしようとしても、あなたも相手もストレスを感じてしまいます。
合わない人とは、必要なときに最低限の会話ができればよいと割り切りましょう。
そのため、気軽に話しかけられる人は最低1人いれば十分です。
自分の経験上、年の近い人や同期入社の人が気軽に話しかけやすいです!
仕事を忘れられるオフの時間を持とう
新しい職場に入って間もない頃は、仕事内容からルールまで覚えなければならないことがたくさんあります。
覚えなければならないことが多いと、帰宅した後も、つい仕事のことを考えてしまいがち。
でも、正直それだと気持ちも休まらないですよね?
職場から退勤した後は、きれいさっぱりオフの時間と割り切った方が、気持ちの余裕が持てますし、次に出勤したときに新しい知識も入ってきやすいです。
自宅で復習することを悪いことだとはいいませんが、人間が一度に記憶できる内容には限界があります。
だから、実務で実際に経験して、都度覚えていこうくらいの割り切りでちょうどよいです。
打ち込める趣味がある人はとことん打ち込んでもよいし、お酒を飲むなり、好きなものを食べるなりしてみましょう。
自分も仕事帰りによく飲みに行っていました!
勘違いする方もいるかもしれないので、念のため伝えておくと、仕事で必要な知識を自主的に勉強する必要は一切ないという意味ではありません。
自主的な勉強は、どんな業界でも必要なことだと思っています。
ここで重要なのは、仕事に対して適度な距離感を持とうということです。
どうしてもなじめない、合わない場合は…
ここまで挙げた3つの心がけを実践すれば、遅くても1週間程度で新しい職場に慣れる人が多いはずです。
それでも、新しい職場になじめない、もしくは、何らかの事情で3つの心がけを実践できない職場だった場合は、どうすればよいでしょうか?
その場合、なじめないのは、あなたのせいではなく、その職場に問題がある可能性が高いです。
- わからないことを質問すると嫌な顔をされる。
- わからないことを質問しても、「ググれ」としか言われない。
- 気軽に話しかけられる人が1人もいない。
- 退勤時間がいつも遅く、プライベートの時間がほぼない。
- 仕事のことを忘れようとしても忘れられない。
あなたの職場で上記に当てはまる点がある場合は、要注意です。
職場に問題があるとき、あなたの努力でその環境を改善できる場合もありますが、できない場合も多いです。
そんな場合は、その職場に見切りをつけて、辞めるのも1つの手段です。
合わない環境に無理にいても、あなたが消耗してしまうだけですし、最悪の場合、心を病んでしまう場合も。
職場を辞めること=悪ではないし、新しいチャンスは、やり方しだいでいくらでも見つけられます。
実際、自分も会社員時代に5回職場を変えていますし、辞めても次の職場が見つかっています。
最後の切り札があると思えば楽になる
新しい職場に早く慣れるための3つの心がけを紹介しましたが、この心がけを実践しても、あなたが合わないと感じた職場は、辞めてもよいと思います。
もちろん、最初から辞めることを推奨しているわけではありませんが、あなたなりに慣れようと努力した上で、退職という最後の切り札があると思えば、気持ちの余裕が生まれませんか?
気持ちの余裕がなくなると、冷静な判断や適切な判断ができなくなるので、意外と重要です。
新しい職場で頑張ろうとしているあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです!