大人になってからジャズピアノのレッスン、Webクリエイター養成スクールに通っていたTake4です。
習い事と言えば、子どもの頃は、自分よりも親の希望で行かされていた思い出がある人もいませんか?
自分も塾に通わされていました…。
しかし、大人になってから始める習い事は、基本的にあなたが始めたいと思ったことが選べるし、あなたが始めたいタイミングでスタートできます。
でも、大人になってから何かを始める場合、こんな不安も出てくるはず。
- 本当に身につけられる?
- ついていけるか不安…。
- 続けられるか心配…。
結論から言うと、「何のために習う?」かをはっきりさせて、正しいやり方で、全力投球し続ければ、身につけられる可能性は上がります。
自分の経験談を交えながら、解説します。
何のために習うのかをはっきりとさせる
もし、あなたが迷っている習い事があるなら、まずは何のためにそれを習うのかをはっきりさせることが大事です。
趣味のため?教養のため?仕事に生かすため?転職のため?夢の実現のため?
習う目的は何でも大丈夫です。
目的がはっきりしたら、迷っている習い事に申し込むべきかも決まりますね。
目的について、自分の経験を例に挙げます。
自分がジャズピアノを習った目的
- 今後の音楽活動では、ギター以外の楽器も弾けるようになりたい。
- 今まではギターで作曲していたが、鍵盤楽器を使って作曲できるようになりたい。
- ジャズっぽい曲を作ったり演奏したりするために、ジャズという音楽をもっと深く知りたい。
当時の目的は上記の通りです。
当時の自分は既に音楽で食べることは諦めていたので、趣味と教養という目的が強かったです。
自分がWebクリエイター養成スクールに通った目的
- 転職活動をしたが、当時はスキルも経験もあまりなかったため、うまくいかず、転職に役立つスキルを身につけたい。
- 独学でWebサイトを作った経験はあったが、プロとしても通用するスキルを身につけたい。
- 将来的にフリーランスで活動することを視野に入れていたので、フリーランスでも生かせるスキルを身につけたい。
当時の目的は上記の通りです。
ジャズピアノが趣味や教養という目的だったことに対して、こちらは、仕事、転職、将来の夢の実現が目的だったので、人生に関わる大きな目的でした。
習い事の先生には徹底的に質問しよう
晴れて、迷っている習い事に申し込んだら、習っていることに対して、先生に徹底的に質問をぶつけましょう。
習い事によっては、マンツーマンだったり、グループレッスンだったり、オンラインだったり、いろいろな形がありますが、遠慮は無用。
徹底的に質問すべき理由は大きく2つあります。
正しいやり方を身につけることで効率よく習得
徹底的に質問することをオススメする理由の1つは、習っていることの正しいやり方を身につけるためです。
こちらも自分の例を挙げて解説します。
ジャズピアノの課題で速弾きフレーズがあり、毎日練習しても、どうしても弾ききれない箇所がありました。
レッスンの日に、先生の前で弾いてみたところ、やはりうまく弾けません。
そこで先生に指摘されたのは、そもそも弾くときのフォームと指の動かし方が違うということでした。
どおりで、頑張って練習しても弾ききれないわけです。
この場合、間違ったフォームと指の動かし方で練習した時間は、完全に無駄になり、むしろ、正しいフォームと指の動かし方を覚え直すのに苦労しました。
このように、正しいやり方が身についていないと、その後の過程でいくら圧倒的に時間をつぎ込んでも、すべて水の泡になってしまいます。
わからないことをなくせば、続けやすくなる
もう一点、徹底的に質問することをオススメする理由は、当たり前に聞こえるかもしれませんが、わからないことをなくすためです。
わからないことが1つあると、それが原因でわからないことがさらに増えていき、習い続けることが苦痛になっていきます。
習い事ではないですが、学生時代の苦手だった科目を思い出してみてください。
数学の公式が1つわからないと、その先もどんどんわからなくなるように、わからない=苦手につながっていることが想像できると思います。
したがって、わからないことを都度解決していけば、習い事も続けやすいです。
優先度を上げて圧倒的に時間をつぎ込めるか
実はこれが一番重要だと思います。
いくら目的意識があって、ガツガツ質問できても、あなたが実際に通う時間や課題をこなす時間を確保できないと、習い事で身につけられるスキルはガクンと落ちます。
そして、習い事にどれくらい優先度を上げられるかは、習う目的に大きく左右されます。
また自分の例を挙げて解説します。
習い事に対する優先度が下がると上達しなくなる
自分がジャズピアノのレッスンに通っていた頃、仕事が忙しくて課題をやる時間がない、音楽活動を再開したら、そっちの方に時間を割くようになって、課題は二の次となった時期がありました。
当然、課題は練習不足なので、いざ先生の前で弾いてみても、思うように弾けません。
思うように弾けないので、当然楽しくありません。
考えた結果、最終的にレッスンを辞めることにしました。
このときの自分の優先度は、仕事>音楽活動>レッスン。
仕事はともかく、レッスンより優先順位が高いものができてしまった時点で、終わりにすべきと判断しました。
習う目的も、音楽活動に生かすことが目的だったので、辞め時も迷いませんでした。
他のことは二の次で全力投球すると結果が出る
自分がWebクリエイター養成スクールに通っていた頃、仕事はシフトの融通が利くアルバイトのみでした。
音楽活動も当時は休止していたので、バイトがない時間帯は、ほぼ毎日スクールに行って、パソコンと向き合う日々。
先生方を見つければ、ひたすら質問攻めにしていました。
そして、スクールで学んだことの集大成である卒業制作が認められ、ホールでプレゼンする機会もいただきました。
おかげで、今もWeb業界で働けています。
このときの自分の優先度は、スクール>アルバイトでした。
ここまで全力投球できたのは、仕事がアルバイトだったせいもありますが、スクールと仕事以外に目移りするものを何も入れなかったことが大きいです。
習う目的も、転職と将来の夢の実現だったので、絶対にものにしようと思いました。
習い事は未来への自己投資
ここまで例を挙げて解説してきたように、「何のために習う?」かをはっきりさせて、正しいやり方で、全力投球し続ければ、身につけられる可能性は上がります。
趣味でも仕事に関わるスキルでも、決して安くはないお金を自分で払って習うわけですから、元を取りたいですよね。
習い事は未来のあなたへの自己投資。