カメラは、ほぼ毎日持ち歩いているTake4(@take4_t2)です。
ミラーレス一眼や一眼レフなどの、レンズ交換ができるカメラを購入してしばらくすると、下記のように思いませんか?
- 「そろそろ新しいレンズを買ってみようかな」
- 「カメラ付属のレンズでは少し物足りなくなってきた…」
- 「きれいな背景ボケが撮れるレンズが欲しい」
カメラを購入したときについてくる付属のレンズは、初めてカメラを手にしたときなら、十分満足できます。
実際、自分もそうでした。
でも、カメラで写真を撮ることに慣れてくると、もっと欲が出てきますよね。
そこで候補に挙がるのが、単焦点レンズ。
初めて購入する交換レンズとしては、単焦点レンズがオススメです。
下記に当てはまるなら、特に単焦点レンズがオススメ!
- 遠くの被写体を撮るよりも日常の距離感の被写体を撮ることが多い。
- 広大な景色を隅から隅まで写真に収めたい。
単焦点レンズとは?
カメラ初心者の方は、そう思っている方も多いはず。
単焦点レンズは、ものすごく簡単に言ってしまうと、「ズームのできないレンズ」です。
ちなみに、初めてカメラを購入したときに付いてくるレンズは、ほとんどがズームのできるレンズですよね。
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、単焦点レンズには、ズームができないというデメリットを感じさせないほどのメリットがあります。
最大のメリットは、ズームレンズよりもF値(絞り値)を小さくできること。
F値(絞り値)を小さくできる=光をたくさん取り込めるので、明るい写真が撮りやすくなります。
単焦点レンズなら、多少暗い環境でも大丈夫!
単焦点レンズは背景ボケがきれい
前述した通り、単焦点レンズはF値(絞り値)を小さくできることが最大の特徴です。
でも、明るく撮れる=撮影する環境が多少暗くても大丈夫というだけでは、ちょっと物足りないですよね。
実は、F値(絞り値)を小さくできて明るく撮れる=背景ボケもきれいに作りやすいというメリットもあります。
背景がきれいにボケてくれると、一気に写真のクオリティが上がりますよね!
単焦点レンズは日常使いがしやすい
単焦点レンズのうち、広角〜標準の画角(レンズに書いてある数字が16〜35mm前後)は、日常使いがしやすいです。
画角とは、写真に収めることができる範囲のこと。
選ぶ基準としては、日常生活で視界に入るくらいの被写体がメインなら標準、もっと広い範囲を撮りたいなら広角を選ぶとよいですよ。
広角〜標準の単焦点レンズは、下記のような被写体に最適。
- 食べ物などのテーブルフォト
- ポートレート
- 自然や建物などの景色(広角だと奥行きや広大さを表現できる)
- その他日常のスナップ
日常で気になったものから、旅行などで遠出したときまで使えるシーンが多いですね。
単焦点レンズは画角感覚が身につきやすい
カメラ購入時についてくるレンズもそうですが、ズームができるレンズは遠くにある被写体も近くに寄せてアップで写すことができます。
しかし、ズームすることに慣れると、ひとつ問題が。
それは、被写体に対してどれくらいの距離で撮ると写真に収まるという画角感覚がわかりくいという点。
被写体に近づかなくても、寄せて撮れるがゆえの問題ですね。
一方、単焦点レンズの場合は、そもそもズームができません。
ズームができない=必然的に撮りたい構図に合わせて撮影者が動く必要があります。
ズームに頼れないので、被写体に対する画角感覚が自然と身につくというわけ。
画角感覚が身につくと、撮影がスムーズになるだけではなく、「この被写体を撮るには、このレンズが必要だ!」というのもわかってきます。
あなたにとって、今後必要なレンズがわかる第一歩になりますね。
自分は標準の単焦点レンズをメインに使って、広角の単焦点レンズか中望遠のズームレンズがあると便利だなと気づきました!
初めてのレンズ選びは単焦点レンズから
レンズ交換できるカメラを使っている人が、初めてレンズを買うなら単焦点レンズがオススメな理由をまとめます。
- 背景ボケがきれいに作れる。
- 日常使いがしやすい画角が多い。
- ズームできないため、被写体をきれいに写真に収めるための画角感覚が身につく。
もちろん、撮りたい被写体によっては、単焦点レンズではなくズームレンズが適している場合もあります。
でも、日常的なスナップをメインに撮るなら、単焦点レンズを最初に買っておけば、ほぼ間違いありません。
初めての交換レンズ選びの参考になれば幸いです。