料理は食べるのも作るのも好きなTake4です。
ビールで煮込んだというメニューを、お店で見たことはありませんか?
自分は何度かあります。
そして、頼んでみるとほぼ間違いなく、どれもおいしい。
ふとそんなことを思い、実際に自宅で作ってみました。
今回作ったのは、ビールで煮込んだカレーです。
しかも、使ったビールはエビスマイスターという少し高級なビール。
食べてみたところ、予想以上にビールの特徴がしっかり出てハマったので、レポにしました。
このメニューはこんな人にオススメ!
- ビールもカレーも好きな人
- いつもの自家製カレーに飽きてきた人
- ビールが余っていて消費しきれない人
ビールで煮込んだカレーの材料
今回は以下の材料を使いました。
- 市販のカレールー(半分の5皿分)
- 鶏もも肉(約360g)
- 玉ねぎ(1個)
- にんじん(1本)
- じゃがいも(3個)
- ブロッコリー(半個)
- ほうれん草(1束から3本)
- オリーブオイル(少々)
- 水200ml
今回のカレールーで普通に作る場合、水は700ml入れます。
しかし、ビール丸ごと1本(305ml)と野菜を多めに入れる関係で、あえて少なめの200mlにしてみました(入れる野菜が少ない場合は、水を増やしましょう)。
そして、使ったスパイスは下記の4種類(どれも2振り程度)とローリエ(ローレル)。
- ガーリック
- ターメリック
- ガラムマサラ
- クミン
- ローリエ(2切れほど)
そして、使ったビールはエビスマイスター(サッポロビール)1本(305ml)。
ビール好きな方はご存知かもしれませんが、通常のビールよりも高級品です。
ちょうど何本かいただく機会があったので、1本使ってみることにしました。
量は305mlと通常の缶ビールより少なめですが、甘みとコクがしっかりした特徴的な味ですよ。
ビールで煮込んだカレーの作り方
作り方は基本的に普通のカレーと大きく変わりません。
①まずは入れる野菜を一通り洗う
②じゃがいもとにんじんを乱切りする
じゃがいももにんじんも、皮がついたままでOKです。
③ブロッコリーも乱切りにする
④ほうれん草をザク切りにする
⑤玉ねぎをみじん切りにする
すみません、だいぶ大雑把な切り方ですね…。
⑥鶏もも肉をぶつ切りにする
⑦フライパンにオリーブオイルを入れて加熱
ここまで具材をすべて切り終えたら、フライパンにオリーブオイルを入れて中火で加熱します。
ちなみに、自分が使っているフライパンはティファールのフライパン。耐久性がよくて熱ムラも少ないので、オススメですよ!
⑩鶏もも肉を炒める
フライパンが十分に温まったら、中火のままで鶏もも肉を炒めます。
⑪鶏もも肉に焼き目がつくまで炒める
ほどよく焼き目がつくまで炒めます。
⑫鶏もも肉を鍋に移す
全体的に焼き目がついてきたら、一度フライパンの火を止め、鶏もも肉を鍋に移します。
このとき、フライパンの油はそのままでOK(肉の旨味を生かします)。
⑬玉ねぎを炒める
フライパンの火を再び中火にして、玉ねぎを炒めます。
⑭ほうれん草以外の野菜を炒める
玉ねぎが全体的にしなっとしてきたら、ほうれん草以外の野菜をすべて炒めます。
後で煮込むので、玉ねぎはあめ色にしなくてOK。
⑮野菜をフライパンから鍋に移す
野菜全体がしなっとしてきたら、火を止めて、野菜をフライパンから鍋に移します。
この後すべて煮込むので、野菜は完全に火が通っていなくても大丈夫。
⑯エビスマイスターと水を鍋に入れる
エビスマイスター1本(305ml)と水200mlを鍋に入れます。
写真からも泡立っている様子がわかりますね。
⑰ほうれん草とローリエ(ローレル)を入れる
ここで最後の野菜、ほうれん草を入れます。
さらに、風味を出して臭みをとるために、ローリエ(ローレル)も投入。
このときは、「正直、ちょっと野菜入れすぎたかも…」と思いました。
⑱ふたをして弱火で煮込む
ふたをして、弱火でじっくり20分ほど煮込みます。
ポイントは弱火でじっくりです(火が強いと、焦げたり吹きこぼれたりします)。
あと、なるべく時間までふたを開けないこと(水分の蒸発を防げます)。
⑲ふたを開けて、ローリエ(ローレル)を取り除く
20分経ったら、火を止めて、ふたを開けます。
この段階で、ローリエ(ローレル)の役目は終わっているので、取り除いておきましょう。
ふたを開けると、思っていた以上にビールの香りがしてびっくり!
ずっと密閉していたから当然ですね。
⑳カレールーとスパイスを入れて、よく混ぜながら煮込む
カレールーとスパイス(ガーリック、クミン、ガラムマサラ、ターメリック)を入れて、再び弱火にします。
よく混ぜながら煮込むのがポイント。
㉑完成
カレールーがしっかり溶けて、全体に色がついてきたら完成です。
煮込む前は「野菜を入れすぎたかな?」と思いましたが、煮込み終わると、ちょうどよい感じでした。
ビールで煮込んだカレーを実食
さっそく、完成したカレーをご飯といっしょに盛り付けます。
今回使ったエビスマイスターの芳醇な香りもしっかり残っています。
カレーの色は思ったよりも普通のカレーの色ですね。
実際に食べてみると、ビールならではの苦味とコクもしっかり感じました。
特に、エビスマイスターの特徴であるコクと甘みがよく出ていますね。
この味、ビール好きにはたまらない!
今回は水よりもビールの分量を多くしたせいか、思ったよりビールの味が出ている印象を受けました。
お酒に弱い人は、ビールの分量を少なめにして、水の分量を増やすとちょうどよさそう。
そして、実際に使ったビールとのペアリングも試してみました。
ビールとカレーがエンドレスで止まらない…!
ご飯抜きでもおいしくいただけるくらい相性バッチリです。
ちなみに、上記の写真でビールを飲むときに使っているグラスはシュピゲラウのグラス。
ビールの香りをよりしっかりと味わえるオススメのグラスです。
ビールで煮込んだカレーは使うビールの特徴がしっかり出る
今回はエビスマイスターというコクと甘みがあるビールを使ったので、カレーにもビールの特徴が見事に出ました。
ということは、入れるビールによってカレーの味も変わってくるはず。
そう思って、後日クラフトビールを使ってビールを煮込んだレシピは下記です。
普通のカレーに飽きたあなたも、ぜひ一度ビールでカレーを煮込んでみませんか?