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【未経験でもOK】Web業界に転職するためにやったこと

写真:ワイヤーフレーム

異業種からWeb業界に転職したTake4です。

1つの会社でずっと働き続けるのが当たり前だったのは、昔のこと。

  • 今の会社に不満がある…。
  • この業界に未来はあるのだろうか
  • スキルを身に着けて働きたい。

上記のような理由で転職したいと考える人は多いですよね。

かつての自分も同じことを思っていました。

そんな中、WebデザイナーやエンジニアなどWeb業界に転職したいと考えている人も多いですよね。

でも、下記のような不安を感じていませんか?

  • 「Webデザイナーに転職したいけど、未経験者では厳しそう…。」
  • 「スクールで勉強してから転職を考えているけど、本当に転職できるの?」
  • 「20代のうちなら大丈夫かもしれないけど、30代だと年齢的に厳しいのでは?」

結論から言うと、上記の不安は対策を知っていれば解消できます

ちなみに、自分もWeb業界で働いて10年以上になりますが、前職はコールセンター業界にいたので、未経験からの転職組ですよ。

さらに言うと、初めてWebデザイナーとして働き始めたときは30歳になる手前のアラサー。

つまり、決して早いスタートではなかったんです。

だから、今回の内容は、Web業界への転職を考えているあなたに、少しでも勇気を与えられると思います。

Web業界に転職するためにやったこと① 基礎からしっかりと学べるスクールに通う

写真:ワイヤーフレーム

未経験からWeb業界への転職を考えるとき、最初に検討したいのが基礎から学べるスクールに通うこと。

Web業界に転職と言っても、スキルも知識もない状態で転職するのははっきり言って無理です。

ちなみに、自分はバンド活動をしていた頃にバンドや個人のサイトを作っていたので、

「今のスキルでいけるかな?」

と甘い考えを持っていました。

しかし、現実はまったく相手にされません。

HTMLやサーバーの知識が多少ある程度では、厳しいということを身をもって思い知ったわけです。

今思うと、当時作っていたサイトは素人感たっぷりの酷いクオリティだったので、当然ですけどね…。

そういった経緯もあり、基礎から学べるスクールを探すことに。

いろいろ検討した結果、当時付き合っていた彼女の紹介もあり、デジタルハリウッド(以下デジハリ)に入校しました。

自分がデジハリに通う決め手になったのは以下の点です。

  • 独学で学習を進められる自信がなかった。
  • わからないところを直接質問できる
  • 紹介してもらった人からの評判がよかった
  • 決して安くはない学費を自分で払うことで、絶対に元を取ろうという覚悟が生まれる。

結果として、デジハリに入校したのは大正解。

  • Webサイト制作に必要なスキルや知識だけでなく、Web業界の現状も聞くことができた。
  • 先生、スタッフ、同じ時期に入学した仲間たちとのつながりができた。

このつながりで思わぬ紹介をしてもらったこともあります。

Take4
Take4

先生から就職先の会社を紹介してもらったり、同期からヘッドハンティングの誘いをもらったりしたことも!

スキルを身につけられるのはもちろん、活用しだいで卒業後の進路も期待できるのは本当にありがたいですね。

Web業界に転職するためにやったこと② 自分でも積極的に情報収集する

写真:パソコンに向かうイメージ

Web業界への転職を考えているなら、スクールで勉強する以外に、自分自身でWeb業界の情報を収集する力も必須です。

Web制作が初めての人でも、スクールで学べば、基本的な知識やスキルは身につきます。

でも、その知識やスキルは、あくまでスタートラインに立つための基礎。

Web業界はトレンドの移り変わりがとにかく早いんですね。

移り変わりが早いのは、デザイン、コード、プログラムどれにも当てはまります。

つまり、今スクールで習っている知識やスキルは、「現時点での最新」ということ。

そのため、数年後には、その知識やスキルは古くなるわけです。

Take4
Take4

スクールに頼りっぱなしではなく、自分自身でも常に勉強していきましょう!

Web業界に転職するためにやったこと③ 将来的にどう働きたいかを考えておく

写真:目的のイメージ

Web業界へ転職したいなら、「将来的にどう働きたいか?」を考えておくことをオススメします。

たとえば、下記のような判断軸がありますね。

  • 会社員orフリーランス
  • 大きい会社or小さい会社
  • 都会or地方
  • 国内or海外
  • 一人orチーム
  • いくら稼ぎたい?
  • ライフ・ワーク・バランスの比重は?
「いきなりそこまで細かくなんて決められないよ!」

そう思いますよね。

なので、全部細かく決めずにざっくりでもOK。

ここで大事なのは、「最終的な目標に対して、どういう進路を選ぶか?」ということ。

たとえば、将来的にフリーランスで一人で仕事をしていきたいと思っているなら、制作の知識だけではなく、営業や見積もり、お客さんとの交渉などのスキルも必要になります。

そうすると、小さい会社に入った方が一通りの業務を経験できる可能性が高いですね。

逆に最終的な目標が定まっていないと、

「こんなはずじゃなかったのに…」
「なにかが違う…」

とミスマッチに悩むことになります。

ちなみに、Web業界での働き方は、下記の記事にもまとめていますよ。

Web業界に転職するための就職活動のポイント

未経験からWeb業界で働くためには、就職活動もコツがあります。

自分もデジハリで勉強はしましたが、仕事としての経験はなかったので、本当に就職できるかは不安でしたね…。

そこで、就職活動の際に実践したのは以下のことです。

  • デジハリ時代に制作した中間課題や卒業制作、OJTでの制作物をメインにポートフォリオ(制作実績)を作った。
  • デジハリで学んだことを生かして、どんなことができ、どんなふうに働きたいかを志望動機に盛り込んだ。
  • 職務経歴書には、Web業界に入る前にしていた仕事の内容だけではなく、仕事で自分なりに得られたことや、考えて実践していたことをまとめた。

ポートフォリオで自分のできることをアピールする

写真:ポートフォリオ企業は未経験者を採用するにあたって、その人がどれくらいのスキルを持っているのか知りたいはず。

そのため、ポートフォリオは欠かせません。

幸い、デジハリでは、制作物を作る機会に恵まれていたので、ポートフォリオに載せる内容には困りませんでした。

当時の自分は、Illustratorで作って印刷したポートフォリオを提出していました。

印刷した紙媒体でもOKですが、今やるならポートフォリオサイトを作った方がいいですね。

理由は下記の通り。

  • 実際に作ったサイトを動きや操作も含めて見てもらえる。
  • ポートフォリオサイト自体でもスキルをアピールできる。

ポートフォリオサイトを作ったら、URLを履歴書や職務経歴書に載せておけばOKです。

Take4
Take4

実績として載せられるものがあまりない場合も、架空のお店や会社のサイト、趣味のサイトでもよいので、「これくらいのことができる!」というのをアピールしましょう。

志望動機で具体性と熱意を伝える

写真:履歴書Web業界に限った話ではないですが、履歴書の志望動機をしっかり考えて書く必要があります。

当然ですが、どの会社でも当てはまりそうな当たり障りのない内容では、応募する企業に響きません

過去に自分が実際に応募したときに書いた内容を例にしてみましょう。

貴社は本社が東京にあり、札幌だけで事業を展開している会社よりも幅広い案件を扱っているので、その中で自分を試すことができる可能性を感じ、志望しました。

私自身はデジタルハリウッドにてWebを勉強し、デザインとコーディングに関しては着実に力をつけてきました。そこで身につけたスキルを貴社でも発揮できると思います。

また、職種はデザイナー志望ですが、将来的には今まで培ったコミュニケーション能力を活かして、ディレクターを目指したいと考えています。

上記の内容は、一見筋が通っているように見えますね。

しかし、本社が東京にあって幅広い案件を扱っている企業に応募するときには、どこでも当てはまる点で残念です。

そのため、結果は不採用

貴社のサイトを拝見して、多岐に渡る制作事例から様々な業種のWeb制作に関われる魅力と、スタッフ一人一人の方の高いスキルや個性が感じられ、ぜひ一緒に仕事をしてみたいと思いました。

私は実務未経験ですが、Web業界のトレンドは逃さないように、情報収集は日々行ってきました。

よりよいものに仕上げようとする向上心と、初めて取り組むことに対する下調べや準備力は誰にも負けないつもりです。

上記の場合は、企業のサイトを確認した上で自分なりの感想と思いが入っていますね。

そのため、採用する側も「自社のことを見てくれている!」と感じる可能性が高くなります。

結果は、見事採用

異業種での経験も立派なアピール材料

写真:電話応対する女性異業種からの転職の場合、「前職の仕事内容を書いても役に立たないのでは?」と思うかもしれません。

でも、そんなことありませんよ。

例えば、自分はコールセンター時代の経験をこう書いていました。

業務内における新人研修担当を任される。

座学、マンツーマン指導による電話応対のロールプレイングやOJT、各種研修に必要な資料の作成やカリキュラム準備も担当。

また多様化するクライアントのサービスに対応すべく、パソコンやネットワークについての知識を自主的に勉強。

仕事の内容は、これから入ろうとする業界に直接関係なかったとしても、

  • 人に教えた経験がある。
  • 資料作りができる。
  • 自主的に勉強している。

という点は、採用する側としてはプラスに捉える可能性が高いはず。

さらに、面接時の話題作りにもなるので、そこで経験を具体的に話すと、好印象につながります。

自分の場合、コールセンターでの仕事柄、電話応対には抵抗がないこともアピール材料になりましたね。

Take4
Take4

自分の体感ですが、Web業界で制作スタッフの方は、電話応対が苦手な人が多いです!



Web業界に転職するのは30代からでも遅くはない

「Web業界に興味あるけど、自分の年で大丈夫?」

こう思っている方もいますよね。

でも、自分もWeb業界で働き始めたのは、20代後半のアラサーの時期なので、気にしなくてよいと思います。

実際、自分がいた会社では、職業訓練校でWeb制作のスキルを学んだ30代の実務未経験者も採用されていましたよ。

だから、30代でデジハリなどのスクールを出ている人にもチャンスはあるはず。

ちなみに、未経験者の場合はいきなり正社員での採用ではなく、契約社員やアルバイトからのスタートというケースもあります。

Take4
Take4

自分も時給や日給で採用されていた時期を経て、月給制の正社員雇用に切り替えてもらったこともあるので、努力しだい!

Web業界に転職するためにやったことまとめ

  1. 基礎からしっかりと学べるスクールに通う。
  2. スクールに通うだけではなく、先生、スタッフ、同期などとつながりを作る。つながりは、後々生きてくることが多い。
  3. Web業界のトレンドは移り変わりが早い。スクールに頼りっぱなしではなく、自分自身でも積極的に情報収集する。
  4. Web業界で将来的にどう働きたいかを考えて、進路を選ぶ。
  5. 就職活動では、前職など今までの経験、制作実績も含めてフル活用してアピール
  6. 30代からの挑戦でも決して遅くはない。

Web業界への転職を考えているあなたに、少しでも勇気を与えられたと思います。

自分も10年以上Web業界で働き続けて、今も勉強は続けていますし、これから描いている将来の目標もあります。

Web業界を目指すあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです。

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