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【びあけん】日本ビール検定2級に合格してわかった対策と勉強法

写真:びあけん公式テキストと過去問

ビールを愛してやまないTake4(@take4_t2)です。

あまりにビールが好きすぎて、ついに日本ビール検定(通称びあけん)の試験を受けました。

自分が今回申し込んだのは、2019年9月29日に行われた第8回日本ビール検定2級です。

2級は70/100点以上で合格ですが、自己採点してみたところ、87/100点で無事合格ライン!

※2019年11月最後の週に、正式な認定証が届きました。

Take4
Take4

8割以上正解を目標にしていたので、かなり嬉しい!

そこで、今後日本ビール検定2級を受験しようと思っている人向けに、自分が実践した対策と勉強法をまとめました。

これを読んで実践すれば、びあけん2級合格にグッと近づけますよ。

日本ビール検定2級合格に向けて① – 公式テキストを2巡ほど読み込む

写真:びあけん公式テキスト

自分がびあけんを受験すると決めて、すぐに買ったのが公式テキスト

合格者の声などを調べてみると、ほぼ例外なく、公式テキストをしっかり読み込んでいます。

ちなみに、なぜ読むのを1巡ではなく2巡としたかと言うと、自分自身が下記の流れで勉強したからです。

最初の1巡は知らない内容が多くて、なかなか頭に入り切らない。

→それでもとりあえず最後まで読み切る。

→その後、過去問を解いて、できなさに撃沈。

→できなかった箇所を重点的に読もうとするので、1巡目よりも2巡目の方が頭に入りやすい。

自分もそうでしたが、よほどの天才じゃない限り、一度全部読んだだけでは理解しきれません

「最初から2回読んで理解する!」と割り切って読んだ方が頭にも入りやすいですよ。

また、公式テキストを読み込むメリットはこんなにあります。

  • 2級試験に出る問題は、7割以上が公式テキストから出題される(自分が受けた2級の試験も公式テキストからの問題がほとんど)。
  • ページ数も200ページ前後なので、読書が苦手でも比較的読みやすい。
  • 最新版は、ビールの歴史や法律も時代に合わせてアップデートされている(必ず受験する年の最新版を購入しましょう)。
  • 最後に模擬問題もついてくるので、腕試しができる。

公式テキストを買うだけで、これだけメリットがあるなんて、買わない理由はないですよね。

ちなみに、タブレットやKindle端末を持っているなら、Kindle版でもOKですが、持っていないなら紙の本を買った方がオススメ

Take4
Take4

実際に聞いた話ですが、スマホやPCの画面をずっと見続けて読むのは、しんどいようです…。

日本ビール検定2級合格に向けて② – 過去問をひたすら解く

写真:びあけん過去問

公式テキストの次に大切なのが公式過去問題集

公式過去問題集は、2年分の過去問が入っています(時期になると、日本ビール検定の公式サイトで購入できます)。

※自分は2019年に受験していますが、2019年度版が発売される前に過去問を購入してしまったので、持っているのが2018年度版です。

注意点ですが、公式テキストも読まずにいきなり過去問を解くのは、撃沈するので意味がありません。

公式テキストを最低1回は読み終えてから、過去問にチャレンジしてみましょう。

過去問を解くメリットは以下の通り。

  • 4択の設問形式に慣れることができる(実際の試験も4択のマークシート形式です)。
  • 過去問をこなすことで、問題の傾向がわかる必ず出る分野がほぼ決まっています)。
  • 実際の試験でほぼ同じ問題が出る可能性も(実際出ています)。
  • 問題を解く時間、見直しをする時間などの時間配分を身につけられる

過去問も公式テキスト同様に、2回解くことをオススメします。

1回目は公式テキストを読んだばかりで解くはずなので、そんなにできなくても心配いりません。

実際、自分も60点も取れませんでした…。

その後、1回目でできなかった箇所の解説を読んで、しっかり見直す。

→公式テキストをもう一度全部読み直す(特にできなかった箇所は念入りに)。

→もう一度過去問にチャレンジ。

→できなかった箇所を見直して、その箇所を公式テキストで復習。

Take4
Take4

ここまでしっかりやれば、かなり合格に近づきますよ!

日本ビール検定2級合格に向けて③ – いろいろなイベントやお店に足を運んでビールを体験してみる

写真:月と太陽Brewingのクラフトビール飲み比べセット

びあけん2級に合格するためには、公式テキスト+過去問がかなり効果的な理由がわかっていただけたと思います。

しかし、ビールは文面だけで理解するものではありません

実際に目で見て、口で味わって、話を聞いてわかることもたくさんあるんです。

みなさんも実際に体験した方が、自然と覚えていたりしませんか?

びあけんを受験する人に自分がオススメするビール体験は以下の3つです。

  • クラフトビールや海外のビールが飲めるビアバー(いろいろなビールのスタイル・醸造所・味の特徴がわかる)
  • たくさんのクラフトビールが出店するビアフェス(いろいろなビールを飲めるのはもちろん、実際にビールをつくっている人から話を聞けるチャンス)
  • ビール工場の見学(大手でも小規模でもOK、ビール製造の流れをより詳しく知れます)

びあけんを受験する人は、ビール好きが多いはずなので、ビアバーやビアフェスは当たり前すぎるかもしれませんね。

実際、自分も受験を決める前から、ビアバーやビアフェスによく足を運んでいる一人です。

おかげで、スタイルや醸造所にはかなり詳しくなりました。

しかし、自分はそれだけではなく、アサヒビールの工場見学にも行きました。

Take4
Take4

ビールをつくる流れと工程は、試験にもほぼ必ず出るので、実際に見に行くと理解が深まりますよ!

日本ビール検定2級合格に向けて④ – 時事問題を攻略するにはアンテナを広く持とう

写真:パソコンに向かうイメージ

びあけん2級の試験には、必ず時事問題が出題されます。

正直、これは公式テキストや過去問だけでは対処しきれません。

「え?じゃあ、どうすれば…?」

でも、そんなに恐れることはありません。

ビールに関することに対して、広いアンテナを持っていれば大丈夫

たとえば、テレビを見ていると、ほぼ必ずビールのCMを目にしますよね。

「そのビールはどこのメーカーですか?」「そのビールのCMに出ている人は誰ですか?」

「そのビールは新商品ですか?」

「そのビールは何を売りにしていますか?」

何気なく見ているビールのCMでも、これだけ注目するポイントがありますよね。

その一つ一つが試験問題に出る可能性があります(実際出ました)。

他にも、ドラマや映画でもビールを扱っていたりしますね。

ビールに関することは常にチェックして、気になったらすぐにググるくらいの気持ちでいると、思わぬ発見がありますよ。

日本ビール検定2級合格に向けてのまとめ

  • 公式テキストは必ず2回以上読み、公式過去問題集も2回以上解く。
  • 公式テキストを全部読む→過去問を全部解く→公式テキストを全部読む→過去問を全部解くの流れがオススメ。
  • テキストや過去問だけではなく、実際にお店やイベントにも足を運んでビールを体験すると、記憶に残りやすい
  • ビール工場の見学は、製造工程に対する理解が深まるのでオススメ。
  • 時事問題を攻略するには、日頃からビールに関することに対してアンテナを張ることが大事。

最後は、精神論で恐縮ですが、やはり「ビールへの愛」が大事だと思います。

ビール愛があれば、ビールについてなんだって知ろうと思えますよね。

以上、びあけん2級合格者からの体験談でした。

来年以降、びあけん2級を受験する方の参考になれば幸いです。

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