人に教える仕事もしているTake4です。
Webクリエイターの仕事をメインとしつつ、下記のような仕事も経験してきました。
- コールセンター(受信業務)の新人研修担当(Web業界に入る前の1年ほど)
- Webクリエイター養成スクールの講師(2017年〜)
人に教える仕事は大変なことも多々ありますが、教え子の成長を感じられると嬉しくなりますね。
そんな教える仕事を数年経験してきた自分が、現場で教えていて感じた伸びる人の特徴を3つまとめました。
ジャンルは違えど、自分と同じく人に教える仕事をしている人は、指導方針の参考になるはず。
また、何かを習得しようと頑張っている人にとっては、勉強方法を見直すきっかけになるでしょう。
伸びる人の特徴① – 十分な時間を投入できる
新たに何かを身につけるためには、十分な時間が確実に必要です。
ちなみに、「十分な時間=まとまった時間」と思うかもしれませんが、時間はまとまっていなくてもOK。
むしろ、毎日2時間など継続的に時間を確保することが大切です。
逆に、いくら「わたし、やる気あるんです!」と言われても、物理的な時間を確保できなければ、教える側としてもサポートしようがありません…。
実際に自分が教えていた人でも、下記のような人はデキる人が多かったです。
- 研修時間が終わっても、自主的に残って勉強する人。
※念のため伝えておくと、居残りやタダ働きを推奨しているわけではありませんよ。 - 毎日スクールに足を運んでいる人。
自主的に残るにしても毎日スクールに足を運ぶにしても、時間を確保しなければ、できないことですよね。
それに教える側としても、接する機会の少ない人よりも多い人の方が「この人、積極的でやる気あるな!」と感じます。
そうすると、「よし、もっとサポートしてあげよう!」という気持ちになるのも自然な流れです。
決してひいきとかじゃなくて、教える側も人間ですからね…笑
伸びる人の特徴② – 自分で徹底的に調べる
新たに何かを身につけるために勉強を進めていると、わからない or できない箇所にぶつかることも。
そんなとき、あなたならどうしますか?
もちろん、先生に質問することも間違いではありません。そのために、教える先生がいるわけですからね。
でも、伸びる人はちょっと違うんです。
伸びる人は、まずは自分で徹底的に調べます。
実際、たいていのことはググれば、ネット上に情報が見つかりますよね(ネット上のすべての情報が正しいかはさておき…)。
ただし、検索の仕方が悪かったり、そもそもネット上に情報が少なかったりすると、欲しい情報にたどりつけないことも。
伸びる人は、自分で徹底的に調べてもわからなかった段階で、初めて質問してきます。
「ググってやってみたんですが、できなかったです…。」
検索した結果、答えにたどりつけなくても、調べたことは決して無駄になりません。
むしろ、「自分で調べて考える」という過程が入ったことで、理解につながり、より的を得た質問ができるようになりますからね。
伸びる人の特徴③ – 的確でピンポイントな質問ができる
教えていて伸びる人は、質問も積極的です。
もちろん、「おれはすべて理解できているから、質問しなくて大丈夫!」と思っているなら、それでも構いません。
でも、新しいことを学ぶと、ほぼ必ず壁にぶち当たるものですよね。
伸びる人は、わからない箇所やできない箇所があったときも、まずは自力で徹底的に調べることが多いのは、前述した通り。
その結果、伸びる人は的確でピンポイントな質問ができます。
逆に、イマイチ伸びない人は、質問の内容が広すぎたり、はっきりしない場合が多いです。
たとえば、下記の内容を見比べてみてください。
「自分のブログを作りたいんですが、参考になるサイトを教えてください。」
ちょっとはっきりと違いをつけすぎましたかね?笑
言うまでもなく、教える側としては、後者の方が回答しやすいのは明白ですね。
伸びる人の特徴まとめ
- 十分な時間を確保して、投入できる人。
→時間はまとまった時間でなくても、毎日継続できる時間でOK。 - 自分で徹底的に調べることができる人。
→たとえ、答えにたどりつけなかったとしても、調べる過程が理解につながる。 - 的確な質問をピンポイントでできる人。
→自分で調べる過程を挟んでいるので、より具体的に突っ込んだ質問ができる。
以上、自分が教える仕事を経験してきて、「こういう人は伸びているな!」と感じた点をまとめてみました。
教え子に限らず、何か新しいことを学ぶ場合に、自分もできているか考えたい点ですね。
「どうしたら教え子を伸びる人にできるか?」は、また別の機会に記事にしてみようと思います。