今までの人生で6回転職したTake4です。
そのため、会社員時代は何度も転職活動を経験しています。
転職活動をしていたときに気になったのが、「転職回数が多いと採用で不利になるのでは…?」という点。
何度か転職経験がある人ならわかると思いますが、履歴書や職務経歴書にすべて書くのをためらいたくなりますよね。
でも、自分が実際に面接を受けた会社で、転職回数を突っ込まれたことは、意外とありません。
そこで、「転職回数が多いことで、逆にメリットだったことは何か?」を自分の体験ベースで考えてみました。
結論から言うと、転職回数をごまかす必要はまったくありません。
いろいろな会社を知っている
転職回数が多いということは、その数だけ在籍していた会社数が多いということ。
たとえば、3回転職したなら、3社知っています。
いろいろな会社を知っていると、それぞれの会社の社風や仕事の進め方を自然と知るようになりますよね。
今までの会社で知ったことが、次に入る会社では意外と役立つ場合もありますよ。
特に、立ち上げたばかりの新しい会社に入る場合は、重宝されます。
自分の場合、経験を買われて、教育係を任されました!
年齢に関係なく人間関係を築きやすい
何度か転職を経験すると、職場によっては下記のような場合もあります。
- 上司が自分より年下。
- 同僚が年上(もしくは年下)しかない。
- 一番年齢の近い人でも5歳以上離れている。
新卒で入社するのとは違うので、当然ですよね。
でも、年齢が離れた人が多い環境で働くと、自然と年齢差に抵抗がなくなります。
慣れの問題もありますが、仕事ができる人に年上も年下も関係ありませんからね。
なので、年齢に関係なく人付き合いがしやすくなります。
仕事を覚えるのが早い(同業界で転職した場合)
同じ業界の会社に転職した場合、多少の違いはあれど、仕事のルールは大きく変わらないことが多いです。
そのため、同じ業界内で何度か転職していると、自然と仕事を覚えるのが早くなります。
たとえば、自分の場合はコールセンターの会社で2社、Web制作の会社で4社転職しました。
以下に詳しく説明しますが、やはり仕事に慣れるのが早かったですよ。
同業界での転職:コールセンターの場合
コールセンターで働くと、下記のような内容を覚える必要があります。
- お客さんと話すためのトークマニュアル
- 電話機の使い方
- 応対中に不明点があった場合の上司への確認方法
上記は会社が変わっても、覚えることはほぼ同じ。
電話機にいたっては、まったく同じメーカーのものを使っていたこともあります。
もちろん、受信(=電話を受ける)か発信(=電話をかける)かで仕事内容も変わってきますが、基本の部分は大きく変わりません。
同業界での転職:Web制作会社の場合
Web制作会社の場合はどうでしょう。
ほんの一部ですが、下記のような内容を覚える必要があります。
- 制作したデータの管理方法
- 制作の流れ
- お客さんとのやり取り方法
- 社内で使っているツール(進捗管理など)
Web制作会社の場合、体制や人数によって上記の内容は変わります。
しかし、それでも似通っている部分も。
たとえば、制作したデータの管理は、スタッフが共有で使えるドライブに保存しておくことがほとんどですね。
このように、多少の違いはあれど、似通っている部分も多いので、慣れるのが早くなります。
会社の雰囲気をすぐに感じ取れる
転職回数を重ねて、いくつもの会社を見てくると、会社の雰囲気をすぐに感じ取れるようになります。
今まで自分が感じた雰囲気の一例は以下の通り。
「この会社は仕事中でも雑談ができそうだな」
「この人がいないと、この会社は回らないな」
「この会社は、みんな疲れた顔をしているな」
こんな感じで、会社や人を見る目が自然と養われていきます。
ちなみに、ブラックな会社もすぐに見抜けるようになりますよ。
転職回数をごまかす必要はない
転職回数が増えると、次の会社に応募するときに、回数を正直に伝えるのをためらいたくなります。
履歴書や職務経歴書に全部書くのも、かなり面倒くさいですよね。
自分もそうでした。
しかし、多くの会社を見てきたあなただからこそ、わかることがあるはず。
だから、転職回数をごまかす必要はまったくありません。
むしろ、今まで経験してきた会社で役に立ちそうなことは、どんどん活用していきましょう。